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長期投資や家計管理その他に関する情報発信

これからインデックス投資を始める人の失敗例

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この記事を読んでほしい人

 

 

このような疑問をお持ちの方 

 

 

毎日のように値動きを気にしてしまう

そもそもインデックス投資の基本は長期投資なので短期的な値動きを気にしても仕方がないです。

長く運用していると暴落するときもあれば高騰するときもあります。
そこで、もし短期的な売買をしていたらそもそもインデックス投資ではないということでこれは失敗です。

ただし、年1回程度のリバランスはオススメします。
リバランスというのは複数の投資信託を買っていた場合に利益が出ている投資信託を一部だけ売却し、含み損を抱えている投資信託を買い増すことです。
投資信託が値動きするのは当然なので最初に決めた資産配分は崩れてしまうことになるが、当初の資産配分に戻すという意味でリバランスは重要です。


保有している限り逃れられない信託報酬

信託報酬(ランニングコスト)はできるだけ安い商品を選ぶべきです。

信託報酬というのは商品を持ち続けている限りずっと支払う必要があるので、長期間運用する場合にはこの費用が高いと運用効率はかなり悪くなってしまいます。
投資信託ではなく個別銘柄の株式であれば信託報酬のようなランニングコストはかからりません。
しかし、個別銘柄はインデックス投資信託に比べて値動きのリスクが大きく、最悪の場合上場廃止もあり得えます。
だから失敗を避けるために最小限の信託報酬で投資信託を持ち続けるべきです。


含み損を抱えてしまったとき

まず最初に、含み損を抱えること自体は失敗ではありません!
長期の運用では暴落したり、高騰したりするのが当たり前だからです。
本当の失敗とは含み損を抱えてしまったときに焦ってしまうほどの金額を投じてしまっていることです。

 

これは私の実体験ですが、コロナショックで株価が下落したとき7年ほどの投資経験で過去最高の含み損を抱えてしまいました。
このときの私は下がり続ける株価に不安を感じて、投資信託の一部を解約してしまいました。
今考えれば株価なんてずっと下がり続けるわけがないのに、冷静な判断ができなくなってしまっていました。

原因は、単純に自分のリスク許容度を越えた金額を投じてしまっていたことでした。
人間は焦りや不安を感じることで正常な判断力を失うということを身をもって体験しました。
このような状況では積極的に買い増しをするべきだったと今でも悔やんでいます。

改めて投資は余裕資金で行うことをオススメします。


『NISA』や『つみたてNISA』、『iDeCo』 活用してる?

インデックス投資に限らないが、投資を始めるときに活用したい制度を紹介します。
通常、投資で得た売却益や配当金(分配金)には税金がかかります。
しかし、これらの制度を利用することで税金を非課税にすることができます。


NISA

毎年120万円まで投資でき、非課税期間は5年間


つみたてNISA

年間40万円まで投資でき、非課税機関は20年間


iDeCo

60歳まで加入し、自分で運用ができます。
拠出した掛け金は所得税の優遇(所得控除)を受けられます。
しかし、60歳になるまでは拠出した資産を引き出すことはできません。
勤務先で確定拠出年金(DC)に加入している方は二重で加入することはできません。

 

上記のようなお得な制度があるのに使っていない場合は失敗とまでは言わないが、効率の悪い運用になってしまいます。

 

以上がインデックス投資における失敗例です。
皆さんには少しでも失敗を避けて、運用を始めてほしいと思います。