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長期投資や家計管理その他に関する情報発信

簿記3級レベル!!これから家計簿(複式簿記)を始める人に向けたオススメの第一歩 勘定科目編

ターゲット
実際に家計簿を始めるにあたってどのような勘定科目を用意すればいいか悩んでいる方

勘定科目の分類を紹介

資産科目


現金、預金 etc...

 

負債科目


クレジットカード利用額、借りたお金 etc...

 

収益科目


給料、事業による収入 etc...
(お金が増える要因)

 

費用科目

 

固定費

家賃etc...

 

変動費

食費 etc...

 

臨時支出

慶弔費 etc...

(お金が減る要因)

 

作っておくべき勘定科目


現金、預金は最低限必要!!

その他は自分が管理したい資産を作っていけばいい。

自動車税や車検代、年払いの契約など毎月引き当てをしていきたい場合は『未払費用』という負債科目を作っておけば良い。

私は賞与に関しても概算の金額を月割りで『未収入金』という勘定科目で計上している。
しかし、増減の頻度や金額の少ない資産については費用対効果の面から考えて無視すれば良い。
(例)現金として使えるポイントなど ← 増減を把握するのが難しい

 

オススメ科目一覧表(私が使う勘定科目を公開)


収益、費用科目については私が使っているものを紹介する。

 

収益編

 

給料 ← 総支給額を計上する
賞与
運用益 ← 預金利息など

 

費用編

 

固定費
社会保険料 ← 給料や賞与からの天引き額
税金
家賃
保険料
通信費
車両費

 

変動費
食費
生活費
光熱費
交通費
娯楽費
衣服費
教育費

 

臨時支出
交際費
医療費
慶弔費

 

費用は大きく固定費と変動費、臨時支出に分類するのがオススメ!!
節約をする上で固定費を削減するのが最も効果的。
分けておくことで節約するときのターゲットを見つけやすくなる。

 

これはあくまで私の生活に最も適した科目なので「この科目は要らない」、「ほかにもこんな科目がほしい」というのがあると思う。

 

大事なのは勘定科目を増やしすぎないことだ。
増やしすぎると分析し辛い家計簿になってしまう。

実際に家計簿をつけていると上記のどの科目にも振り分けられない収入や費用が出てくる。
そんなときのために『その他』という科目を設けておくことをオススメする。

イレギュラーな収支を記録するときに『その他』科目は非常に有効となる。

 

以上の勘定科目をあらかじめ作成しておけばスムーズに家計簿を進められるはずだ。

簿記3級レベル!!これから家計簿(複式簿記)を始める人に向けたオススメの第一歩 ツール編

この記事を読んでほしい人

  • 結婚や一人暮らしなどで家計管理の必要性を感じ始めた方
  • 家計簿を始めたいけどどんな方法(ツール)を使えば良いかわからない方

 

 

オススメはスマホアプリを使うこと

 

複式簿記で管理できる

家計簿レベルでも貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)など作成できる。
簿記を少しでも勉強したことのある人にとっては見慣れた表であり、管理しやすい。

集計する手間が省ける。
個人差はあるが、家計簿は意外とボリュームのある情報の塊になる。

 

デジタルならではの機能

検索、入力自動化、グラフ表示、期間を選択して集計などが可能。
アナログな方法(ノートや帳簿など)を使うとどうしても単なる出納帳になりがち。


私は『らくな家計簿』というスマホアプリを利用している。
2017年から使い始めて現在に至るが、今のところ大きな不便さを感じたことは無い。
どのアプリを使うにしてもそれほど大きな差は無いが、
家計簿アプリの性質上、あまり頻繁に乗り換えるものではないのでそのまま継続している。

もっと具体的に言うと、アプリは主にデータ入力用で、
そのデータを月次や年次で比較したり、
貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)を作成するために
Excelを利用している。

家計簿アプリは使い辛いと感じたり、
最初の設定が大変と感じる人もいると思う。
しかし、家計簿アプリにはデータ作成のタイミングや入力時の仕訳、金額、摘要を予め決めておけば自動的にデータを作ってくれる機能がある。
そのため先月よりも今月、今月よりも来月の方がより効率的になっていく。

長期的なことを考えると、やはりスマホアプリが一番オススメだと言える。

これから家計簿(複式簿記)を始める人に向けたオススメの第一歩マニュアル ツール編

唐突ですが、私は家計簿を2017年から継続しています。
そんな私が家計簿を始めた時のことを思い返して、最初に躓かない為の最適解を綴っていきます。これから生活に家計簿を取り入れたい方は参考になさって下さい。
日記を付けていく感覚で始めると後から見返したときに楽しいですよ!!


ツール編
どんな媒体を使うか?

これは圧倒的にスマートフォンのアプリをオススメします。

他にも紙のノートやExcelなどが考えられますが、これらは向いていません。

ノートだと電卓で計算しないといけないし、そもそも今回は複式簿記を前提としています。
一般人がアナログで複式簿記を扱うには集計などのハードルが高いです。

Excelは月次で数字をまとめる段階では使用したいですが日々の記録には向いていません。Excelの使用はもう少しお待ち下さい。


一方でアプリであれば領収書の出ない出費(電車の料金など)や記録の残らない金銭の移動(友人とのお金の貸し借りなど)が発生したときに、その場で記録する事ができます。
お金は生活の様々な場所で流動しますが、現金を扱う時に記録が残らない事は思っている以上にたくさんあります。
最近はキャッシュレスという言葉が有名になりましたが、日本ではまだまだ普及していません。

家計簿アプリと言っても様々な種類があります。

私は次の3つを重要視しています。

其の壱
複式簿記であること

大前提です。

其の弐
クラウド型、もしくはクラウドサーバー(Dropboxなど)に自動でバックアップを取れること

スマホが壊れたり、無くしたりしたときデータが消えてしまう心配がありません。
機種変更時にも簡単に復元出来ます。

其の参
一定のタイミングで予め定めた取引を発生させること

例えば家賃の支払いを毎月10日にデータを作成させる場合などです。
この機能が有るのと無いのとでは作業量が格段に違ってきます。
毎月発生するような取引はこの機能を使って自動化させてしまいましょう。


上記を踏まえた上で私がオススメするのは
『らくな家計簿』というアプリです。

GoogleのPlayストアなどで検索するとすぐに見つかると思います。

是非インストールして家計簿をスタートさせましょう!!

らくな家計簿URL
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.realbyteapps.moneymanagerfree

 

いかがでしたか?

今回はツール編でした。
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初心者必見!!ズボラ家計簿入門

どうも、今回は

一人暮らしを始めた、結婚した、子供ができた等でお金の管理をしていきたい!

でも面倒くさいことは嫌い!

簿記は学んだことがない、難しそう!

という方向けに家計管理の方法を紹介したいと思います。

 

毎日作業する必要はありません。

 

月末や給料日などのタイミングで月1回、年12回の作業で充分です。

方法は上記のタイミングで財布の中身や銀行預金、借入金残高、クレジットカードの翌月引落額などを生活に関わる主な資産残高の棚卸を行うだけ。

シンプルな方法ですが、簿記の基本に則ったやり方です。

 

家計簿というと毎日使ったお金をノートなどに記録していくというイメージがあります。

しかし、現金というのは非常に流動的なのですべてを管理しようと思うとかなりストレスです。

スーパーなどの買い物でレシートをもらえるのであればまだマシですが、自動販売機や公共交通機関など基本的に領収書がもらえないような出費はどうしても忘れてしまいがちです。

この際、資産が増えているのか、それとも減っているのか。

必要最低限の労力でこれが分かれば立派な家計管理だと思いませんか?

 

具体的にどのような棚卸を行うかというと

現金や銀行預金などのお金を資産と分類し

借入金やクレジットカードの翌月支払額などを負債と分類します。

あとは資産の合計から負債の合計を差し引いた金額を純資産として把握するだけです。

 

これは簿記の最も基本的な考え方です。

実際に世の中の会社はこの考え方をもとに財務諸表と呼ばれる専門的な書類の一部である貸借対照表(バランスシート)を作成します。

 

先ほど出てきた聞き慣れない純資産という言葉は簡単に言うと実質的に使えるお金です。

つまり手元に100万円の資金があったとしても90万円の借金を抱えていたとしたら実質的にその人が使えるお金は10万円しかないということです。

 

実際に資産や負債の棚卸をしてみないと純資産の金額は見えてきません。

だからこそ月に1度でも良いから家計管理をすることがとても重要なのです。

自己紹介

はじめまして!

ここでは家計管理の記録を残していきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。


普段は中小企業の総務経理担当として会社員をしております。

1児の父でもある為、更新のタイミングは遅くなってしまうかもしれません。

気長にお待ちいただければ幸いです。